■節子への挽歌4384:家族だけの13回忌
節子
節子がいなくなった、今日で4384日目です。
長いのか短いのかわかりませんが、ともかくも4384日経ったということです。
13回忌に当たるのですが、13回忌の法要は少し遅らせて行うことにしました。
節子の姉の体調もあって、涼しくなってからと決めたのです。
世間的なルールには反しますが、世間的なルールは大切にはしますが、それに呪縛されないのが私たち2人の生き方です。
考えてみれば、無知の故のルール違反も含めて、私たちはたくさんのルール違反をしてきています。
そもそも私たちの結婚も、いささかルール違反ではありましたし。
13回目の命日は、家族だけで静かに会食しようと決めていました。
自宅でも、とも考えたのですが、みんなで成田山の川豊にうなぎを食べに行こうということになりました。
川豊は節子が好きなお店でもありました。
孫のにこはまだ3歳なので、うなぎはだめかもしれないと心配しましたが、美味しいと言って食べてくれました。
娘たちも、私も子供のころはうなぎはあまり食べられませんでしたが。
にこは、節子似なのかもしれません。
孫のうなぎデビューを、節子は見ていたでしょうか。
川豊でうなぎを食べながら、節子は鯉こくも好きだったねという話になりました。
それからみんなで成田山新勝寺を回りました。
にこが一番元気でした。
新勝寺には、節子とは何回も来ています。
節子が来ていたころとはだいぶ変わりました。
平和の大塔の内部も最上階までは行けなくなりました。
その代わりに、山門も含めて、整備が進み、新しいお堂もできています。
成田山に行く前に、みんなでお墓に行き、般若心経をあげてきました。
今回はめずらしく仏花らしい花を供えました。
自宅の仏壇は、いつものように明るく楽しい感じですが。
孫がお墓に座って写真を撮りました。
これもルール違反かもしれません。
明日から節子はまた新しい仏と共にあるのでしょう。
私もまた、新しい節子と共にあろうと思います。
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