■節子への挽歌4428:利根川がまた水で覆われました
節子
私は台風一過の朝が大好きです。
節子がいたころは、台風の最中も出かけたくなり、家族からは決して川などには近づかないようにと言われていました。
最近は、そんな元気はなくなりましたが、しかし台風一過の利根川の河川敷は気になります。
それで台風が収まった15日にユカに頼んで、中央学院大学の裏の土手まで連れて行ってもらいました。
40年間と同じく、利根川の水が河川敷を覆っていました。
川の氾濫を防止するために、水を引き込んだのですが、連絡の手違いから、農機具は水没してしまったそうです。
これは交番でおまわりさんから聞いた話です。
40年ほど前は利根川が決壊して、今回よりもひどい状況でしたが、その時は節子と一緒にここに来ました。
水が引いてからも来ましたが、水のすごさには圧倒されます。
そん時のことを思い出しながら、水に覆われた河川敷に見とれていました。
実は以前住んでいたところは、我孫子でも比較的低いところにあったため、大雨が降ると近くでは床下浸水の恐れがありました。
その後、排水工事をしたので今はもう大丈夫ですが、水が出てしまうと大変なことは体験しています。
それもあって、いまのところに転居したのですが、幸いに現在の住家は水の心配はありません。
高台なので、ものすごい雨の場合はがけ崩れに心配はありますが、それもしっかりした工事をしているところなのでたぶん大丈夫でしょう。
台風や地震、集中豪雨のたびに思うのですが、家の立地はとても大事です。
そういう視点からは、いまのわが家は安心です。
この場所を探してきてくれた節子にはいつも感謝しています。
どんな雨が降っても安心していられるのは、節子のおかげです。
いまの私たち家族が安心して暮らせていけるのは、節子のおかげです。
毎朝、節子に感謝しながら、線香をあげています。
最近、ちょっと般若心経を省略しているのが問題ですが。
今朝はきちんと全文を唱えました。
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