■節子への挽歌4427:久しぶりに見た空の深さ
節子
台風が通過した翌朝、手賀沼公園に行きました。
手賀沼の水が気になっていたのですが、幸いにさほど水位は上がっていらず、どこもあふれた様子はありませんでした。
風はまだ少しありましたが、湖水でヨットの模型をリモコンで走らせている人がいました。
前日の台風が嘘だったように、のどかの風景でした。
帰り際に後ろを振り返ってみました。
陽の光が水面に注いでいて、神の降臨を感じさせるものがありました。
台風の雨風が、空気を浄化してくれたのでしょう。
空の青さが、以前、節子と一緒に見たエジプトや千畳敷の空を思い出せるほどの深さでした。
あの時の節子は元気でした。
空の青さに負けずに、元気でした。
もう2度と、あの青さは見ることはないだろうと思っていましたが、台風のおかげで空の深さを感じました。
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