■CWSサロン「次世代原発 小型モジュール型原子炉の可能性」のご案内
今回は、私の関心事で企画させてもらった学習型サロンのご案内です。
テーマは、次世代原子炉の一つとも言われている「小型モジュール型原子炉」です。
福島の事故以来、原子力発電に関する見直しが進められていますが、反原発の考えがある一方で、安全で安価な第4世代原子炉への関心も高まっています。
とりわけ、その一つである小型モジュール型原子炉(SMR)は、日本のエネルギー政策でも重視されているものです。
私は、原発は即座に廃炉に向かうべきであり、エネルギー政策においても、原子力は外すべきだと思っていますが、世間の人たちは相変わらず原子力への期待が大きいようです。
もしかしたら、私が間違っているかもしれません。
そこで、最近話題の小型モジュール型原子炉について、きちんと学びたくなったのですが、ネット情報などで調べてもよくわかりません。
そこで、長年、原子力発電に関わってきている、私が信頼する畑さんにお願いして、小型モジュール型原子炉についての学習型サロンを開いてもらうことにしました。
湯島に集まる人たちは、反原発の人が多いでしょうから、畑さんにとっては極めて「アウェイ」な場だと思いますが、畑さんは快く引き受けてくれました。
念のために言えば、畑さんが小型モジュール型原子炉の開発に取り組んでいるわけではありませんが、客観的な視点で、私にもわかるように噛み砕いて話をしてくれるはずです。
またそうした話から、原子力発電の可能性や限界も見えてくるような気もします。
湯島のサロンでは、さまざまな考えに触れることを大切にしていますが、原発の捉え方が相反する立場であっても、いやそうであればこそ、お互いに学ぶことはたくさんあります。
自己の考えに呪縛されることなく、反対の考えにも触れることは大切です。
原発に関しては、過去何回かサロンを開いてきていますが、感情的な対立に陥りやすく、なかなか建設的な議論にはなりにくいテーマです。
しかし、今回は視点を未来に置くことで、話し合いもやりやすくなるような気がします。
ぜひたくさんの人に参加していただき、異論を交し合えればと思います。
ただし、今回は、学習型ですので、自論のぶつけ合いはできるだけ抑えた運営にさせてもらう予定です。
原発に関心のある人、これからのエネルギー政策に関心のある人、お時間をぜひつくってご参加ください。
実りある話し合いを目指したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇日時:2019年11月24日(日曜日)午後1時半~3時半
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「次世代原発 小型モジュール型原子炉の可能性」
〇話題提供者:畑孝也さん(技術士〔原子力・放射線部門〕)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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