■台風特需
大型台風襲来で、テレビは昨日から関東地区では明日は外出はやめるようにと呼びかけが続いています。
私も12日に予定していたサロンを1日延ばしましたが、この2日間の、いささか異常なほどのテレビ報道には逆に何か嫌な気がします。
外出までもテレビの指示を仰ぐようになってしまったのかと思うわけです。
でもまあ、そのおかげで、事前に会社やお店が休業しやすくなり、交通機関も運転中止になるというのであれば、それはいいことです。
しかし、テレビが買い物まで煽るのには違和感があります。
そんな「煽り」に乗る人は少ないだろうと思っていました。
ところが、夕方、近くのスーパーに買い物に行った娘からパン売り場の写真が送られてきました。
写真を見て愕然としました。
食料品はほとんどなくなっているそうです。
こんな風景は見たことがありません。
そういえば、今日は外出していたのですが、帰宅の車の中でどこのガソリンスタンドも長い列なのに驚きました。
そしてこの写真。
大昔の、トイレットペーパー騒ぎを思い出します。
日本人は相変わらず貧しい時代を生きているようです。
みんな大きな不安の中で生きているのでしょうか。
ちなみに、わが家は、2~3日は何も食べなくてもどうにかなるだろうという考えなので、特に食料の買いだめはしていません。
物を蓄えるよりも、生きる力をふだんから蓄えるようにしています。
娘も、テレビが「煽りすぎ」と書いていました。
めずらしく娘と意見が一致しましたが、この写真のような売り場の風景を見たら、不安に駆られて、残っている物を買ってしまうのが人の常かもしれません。
まあ私の娘は、決してそんな行動はとらないでしょうが。
しかし、いつかそれが命取りになるかもしれない社会が来るかもしれません。
貧しい社会はますます貧しくなっていくのでしょうか。
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