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2019/11/16

■節子への挽歌4456:声にその人の状況を現れます

節子

先日、突然に湯島にやって来てソファーに倒れこんだ若者からメールがありました。
2か月ほど入院して、だいぶ精神的にも安定してきたそうです。
いまは親元で暮らしているようで、無理をせずに、ゆっくりと社会復帰するという連絡でした。
ホッとしました。

その一方で、ひとり新たに気になる人が出てきています。
電話で話しても直接会っても、以前の彼ではないのです。
嗤わないのです。
活動はうまくいき出しているはずなのに、声に張りもないのです。

昨日は気になっている別の友人から電話がありました。
風邪をひいてしまったといって声が少し違っていましたが、声に張りが出てきました。
こちらはもう大丈夫でしょう。
声には、その人の状況が現れるものだと思いました。

さて私の今の声はどうでしょうか。
しばらく前までは少しくぐもっていたはずです。
この数日、少し声にも気がこもってきたように、自分でも感じます。

最近は電話よりもメールでの連絡が増えてきました。
メールの文字からは、なかなかその人の心身状況は伝わってきません。
やはり時には電話も必要だなと思います。

そういえば、久しく節子の声を聞いていません。

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