■節子への挽歌4449:心を亡くした4日間
節子
挽歌がまた4日ほど抜けてしまいました。困ったものです。
その後、私の体調はほぼ戻ってきました。
戻ってくるとやりたいことがまたいろいろと出てきてしまい、それになぜかまた相談も増えてきて、忙しくなってしまいます。
忙しさとは「心を亡くす」ことだと言いますが、まさにそういう状況に陥ってしまうのです。
挽歌を書くのを忘れてしまう。
挽歌を書かなかった4日間も、いろんなことがありました。
いろんな人生に触れると節子のことを思い出すことも少なくなく、節子のことを話してしまったこともあります。
先日お会いした人から、「こんなになんでもお話しできたのは初めてです」というメールが来ました。
湯島という空間を好きになってもらえたようです。
しかし、改めて、人は心を開くと感覚も知性も生き生きとしてくるのだなと実感しました。
昨日は、ある友人から、「佐藤さんに話すとすぐ主旨を理解してくれた反応してもらえる」という電話がありました。
彼によれば、だから何かを思いついたらすぐ電話してくるのだそうです。
それがいつも長いのです。
これはちょっと迷惑な話なのですが、まあそこまで正直に直接的話法で行ってくれる人もめずらしい。
ほめているのかバカにしているのかたずねましたが、答えてもらえませんでした。
笑っていたので、たぶんその両方でしょう。
まあ、そんなこんなで、挽歌は書いていませんでしたが、そしてちょっと「心を亡くしていた」かもしれませんが、それなりに誰かの役には立っていました。
今日もまた、よくわからない「相談」があると言って、友人が湯島に来ます。
さてさてどんな相談でしょうか。
楽しい相談だといいのですが。
| 固定リンク
「妻への挽歌18」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌4500:東尋坊からのお餅(2019.12.28)
- ■節子への挽歌4499:歯医者さんと節子(2019.12.27)
- ■節子への挽歌4498:年末のお接待(2019.12.26)
- ■節子への挽歌4496:年末の相談つづき(2019.12.24)
コメント