■節子への挽歌4499:歯医者さんと節子
節子
今日はいしど歯医者さんに行きました。
定期検査なのですが、小さな虫歯が見つかったので、その治療もしています。
歯医者さんに行くといつも思い出すのが、節子です。
というのは、節子は癌になってからいつ歯医者さんに行けなくなるかもしれないと言って、友人から紹介された歯医者さんに通って、すべてを直してもらったのですが、その時の安心した表情と声がとても印象的だったからです。
当時はいまの歯医者さんはまだ知らなくて、節子は友人の息子さんがやっている遠くの歯医者さんに通っていました。
歯医者さんに来ると、いつもあの時の節子の表情と声を思い出すのです。
私がいしど歯科医に通いだしたのは、節子が亡くなってからです。
それまでの歯医者さんに行く気が起きずにいる時に、近くのいしど歯科医を知ったのです。
とてもいい歯医者さんで、以来、娘たちもみんなそこにお世話になっています。
最初通いだした時は、まだ節子を見送ったばかりで、いつも歯医者さんでは泣きそうな陰鬱な感じだったと思います。
治療の椅子に座ると節子が思い出されて、いつも涙が出そうになっていました。
というわけで、いしど歯科医には節子は行ったことはないのですが、なぜか私には節子といしど歯医者さんがつながっているのです。
節子がいたら、たぶん私以上にいしどさんのファンになったでしょう。
今日は治療を終えて、会計をしていたら、いしど先生がNewsweekを持ってきてくれました。
息子さんの石戸諭さんが、また大型取材記事のスペシャルレポートを書いたのだそうです。
まだ息子さんにはお会いしたことがないのですが、来年は一度会ってみたくなりました。
歯医者さんの後、近くのサイゼリアでまちづくり編集会議大人グループのミーティング、帰宅したら武田さんからの長電話、まあ、今日もまたそれなりにつかれる1日でした。
来年はもう少しのんびりと過ごせる年にしたいものです。
ちょっと疲労気味です。
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