■今年最後のオープンサロンの報告
今年最後のオープンサロンは、8人が参加しました。
さすがに年末は女性の方はご多用のようで、集まったのは、みんなこの時期暇そうな男性でした。
テーマは特にないサロンでしたが、前半は「ボランティア活動」と「おもてなし」が話題になりました。
サッカーのワールドカップの時に、一週間ほどボランティア活動をしていたTさんの体験談があまりにも面白くて、私は引き込まれてしまいました。
こういう話こそ、テレビで取り上げてほしいですが、残念ながら取り上げられるはずもありません。
それも含めて、いまの日本社会や経済政治の本質に迫る内容でした。
それにしてもTさんはよほどのストレスがたまっていたようで、その話ぶりの勢いには圧倒されました。
今年のサロンでの「一番話しつづけたで賞」を差し上げたいほどです。
後半は、引きこもり問題に長年取り組んでいるAさんが参加されたので、若者の話になりました。
これも実体験からの報告や感想なので、理屈の話ではありません。
Aさんは、全身全霊を込めて、問題を抱えている人の相談に乗るタイプなので。時々心配になるのですが、いつも問題の当事者になって活動しています。
やはり体験から来る一人称自動詞の話は迫力があります。
これまた体験知に基づく話でしたが、とんでもなく大きな話題も出ました。
湯島には本当にいろんな人が来ます。
そしてとんでもない話を時々話し出すのです。
今回の話はちょっと問題が大きすぎるので報告はできませんが、私の体験にもとてもよくつながり、世界の裏側をちょっと垣間見たような気分にもなりました。
まあこういう話だけではなくたとえば業務スーパーの話や政治と嘘の話、報道や新聞の話など、いろんな話題で予定を超えて5時間があっという間に過ぎました。
参加者のお一人はサロン終了後掃除をするつもりでバケツなどの掃除用具まで持ってきてくれましたが、前日に別の人たちが大掃除をしていたため、掃除はできませんでした。
しかし、最後のサロンにふさわしく刺激的な本音の語り合いができました。
話し合いをこのまま実況中継したら、社会には役立ちそうな話が多かったです。
しかしそんなことをしたら、私は今まで以上に生きにくくなるでしょう。
でもまあ、そろそろ生きなくてもいいような年齢ですので、来年もさらに自由な話し合いのサロンも増やしていければと思っています。
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