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2019/12/20

■テレビドラマ「チェルノブイリ」の真実味

2人の友人から、テレビドラマ「チェルノブイリ」を勧められていました。
しかも一人からはこのドラマを見てのサロンまで提案されました。
しかし全編を観るには5時間かかるというので無理だろうと思っていました。
自分だけで見るのも、有料チャンネルでの放映なので、簡単には見られません。

 ところが、先日、小学校時代の女子会に巻き込まれた時に、なぜかこのドラマをDVDにして持参してくれた人がいました。
湯島のサロンに来たことがある人でもなく、卒業後、ずっと会ったこともなく、今年になって久しぶりにあった人です。
なぜDVDにしてまで持ってきてくれたのか、あまり気のりはしなかったのですが、もらった以上は観ないわけにはいきません。

それで、数日前から観始めました。
まだ3回までしか観ていませんが、ドラマとはいえ、真実味があります。

真実味というのは、過去に起こったチェルノブイリ原発事故の真実味という意味ではありません。
いまここでの真実味、つまり今ここで起こっても不思議ではないという意味での真実味、さらに言えば、私自身の人生に繋がっているという真実味です。

 ネットでの説明によれば、「チェルノブイリ原子力発電所で起こった、未曾有の原発事故の発生に冷戦下の旧ソビエト政府が事態の深刻さを隠ぺいしようとする中、被害の拡大を抑えようと必死に戦った英雄たちがいた。あの時現場で何が起きていたのか?!ソビエト政府に調査を委任された科学者、現場の対応を任されたシチェルビナ副議長、事故の謎解明に奔走した核物理学者の活躍を中心に当時を再現した実録ドラマ」と紹介されています。

「隠蔽する政府」と「被害を最小限に食い止めた科学者」という2つの物語によって構成されているドラマのようですが、少なくとも前者に関して言えば、過去の話ではなく、いま私が生きているここで進んでいる事実を重なってしまうのです。
https://www.star-ch.jp/drama/chernobyl/

もしかしたら、福島事故もまた同じように事態は進んでいるのではないかという思いに襲われてしまいます。
そして日本には、残念ながら、事実を解明し被害を食い止めようとしている科学者はいないのではないか、とも思ってしまうのです。

 このドラマを多くの人が見たら、流れは変わるでしょう。
5時間は長すぎて、サロンは難しいですが、工夫して、パブリックビューができないものか。
「できない」と思ってしまったら、何も始まりません。
反省しました。

来年は、新たなサロンの試みを考えているのですが、やりたいことが多すぎて、困っています。
やはり毎日オープンしているサロンがほしいです。
そのためには数千万円は必要でしょう。
それで思い立って今日、宝くじを買いました。
もし当たったら、毎日サロンを開けるオープンカフェを手に入れようと思います。
あるいはどなたかそういうカフェを寄付してくれないでしょうか。

 

 

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