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2020/01/31

■緊急サロン「アクチュアルな仏教実践-インド仏教とダリット」のご案内

サロンに参加している荒金さんの提案で、緊急サロンを開催することにしました。
直前の案内になってしまいますが、ぜひ多くの人に参加していただきたいサロンです。

テーマは「アクチュアルな仏教実践-インド仏教とダリット (被差別カースト)」です。
ダリットとは、「カースト制度」として知られる4階層の枠外に配置された、「被差別カースト (不可触民)」が自らを称する呼称で、「抑圧されたもの」を意味します。

インド仏教徒の最高指導者としてインドで活躍されている佐々井秀嶺上人の活動を支援する「南天会」というネットワーク組織が日本にあります。
https://www.nantenkai.org/ 
佐々井上人の随身である南天会の亀井竜亀師が、いま日本に来ていて来週まで東京に滞在されています。
帰国前の2月3日の夜に湯島に来ていただき、インド仏教(徒)の現状を中心に、サロンを開いてもらうことになりました。

佐々井上人は、ダリットと呼ばれる「被差別カースト(不可触民)」の人たちとともに、インドから灯の途絶えた仏教を復興し、今は亡きアンベードカル博士の遺志を引き継ぎ、インド仏教徒の精神的支柱として活動されていますが、亀井師はその活動を間近で支えていらっしゃる方です。

荒金さんからのメッセージを下記しますので、参加できない方も、ぜひお読みください。
荒金さんの提案の動機と今回のサロンへの思いが理解してもらえると思います。

ちなみに、佐々井上人が遺志を引き継いだアンベードカル博士は、「不可触民」解放の父と言われる人で、インドにおける仏教の復興に取り組んだ人です。
日本ではガンジーが有名ですが、アンベードカルはそれ以上に現場の人であり、インド社会に大きな影響を当て続けている人だと私は思っています。
私がアンベードカルのことを知ったのはもう15年ほど前に事ですが、まさかその活動を継承している人の話を聞けることになるとは思ってもいませんでした。

急なご案内ですが、滅多に聴けるお話ではないので、大勢の人に参加していただきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

〇日時:2020年2月3日(月曜日)午後6時~8時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「アクチュアルな仏教実践―インド仏教とダリット (被差別カースト)
〇ゲスト:亀井竜亀さん(僧侶)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修: qzy00757@nifty.com

〔荒金さんからのメッセージ〕

ジャイビーム!

「カースト制度」として知られる四階層の枠外に配置された、「被差別カースト(不可触民)」は自らをダリット「(抑圧されたもの)」と名乗る場合が多い。彼らは、不条理なカーストに苦しめられ、仏教徒に改宗し、自らカーストの呪縛を解きながら力強く新たな人生を切り拓いていく姿勢から、一見カーストとは無縁の生活を送っている我々が学ぶことは大いにあると思いますし、なかなか知り得ないインド仏教、カーストの現状に触れながら、「差別」「格差」「信仰」など再考してみるのはいかがでしょうか。

提案時、勢いにまかせて私は上記のように記しました。

佐藤さんから送っていただいたテキストを読み、「彼ら (ダリット)の姿勢から我々が学ぶ」、と表現した自分に疑問を持ちました。なんたる傲慢さ、自分でも驚きました。まるで差別を受け続けている哀れな彼らからも我々が吸収するものがある、とでも言いたげな尊大な態度を露呈してしまいました。差別はいけないことだ、許されないあるまじき行為である、と憤慨しつつ、無意識のうちに差別を生み出す側に回っている自分の姿が露わになったのです。自らの内奥に潜む非人間性と向き合う作業は、自分の内側に巣食っている病巣をこじ開ける作業でもあり、苦痛を伴います。しかし同時に差別をよしとせず、子どもたちのために差別のない社会を残していきたい、と望む自分を再認識することは、大きな希望でもあるといえないでしょうか。 そしてだからこそ、目を伏せたくなるような過酷な現実と闘いながら生き抜いている彼らの現状に目を向けなければならないのだと思うに至りました。

今回の緊急サロンでは、亀井竜亀師に、インドはナーグプルにおける現在進行形のアクチュアルな仏教の実践について、語ってもらいます。併せて亀井師が日本仏教に望むこと、今後の活動の予定、未来への課題、など後半部は、参加者の方々から質問を受けながら、「対話」するサロンを提案します。

改めて自身が抱えている「差別」「格差」「平等性」「非人間性」など、亀井師の言葉からともに照射してみませんか。

合掌

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