■コムケアサロン「〈当事者支援者〉の現状と課題、そして今後」のお誘い
最近ちょっと中断していましたが、今年はコムケアサロンもまた再開していきます。
最初に取り上げるのが「当事者支援者」の問題です。
ケアの世界も、かつてのように「わたし支援する人、あなた支援される人」という捉え方は大きく変わってきて、ピアサポート(同じような立場の人によるサポート/当事者支援)活動も広がってきていますが、そうした活動から新たに見えてきたことがたくさんあります。
同時に、そこには「福祉」や「ケア」のあり方を根本から見直すヒントもたくさんあるように思います。
もともと「コムケア活動」は、ケアの本質を一方向的な「行為」ではなく、双方向に支え合う「関係」と捉えて出発していますが、そうした発想での最先端で実践活動をしている、発達障害当事者支援者の下さんに話題提供してもらいながら、この問題を話し合うサロンを開催します。
テーマは「〈当事者支援者〉の現状と課題、そして今後」。
下さんの実践活動からの問題提起です。
下さんからのメッセージです。
「当事者支援者」は、障害や病気を抱えながらもそれを脇に置いて、支援職としての職務を全うすることが求められます。
7年の「非開示型」支援職経験と、2年の「開示型」支援職経験を経て、見えてきたことについてお話しします。
率直な疑問、不安、批判、応援も含めて、様々な方と意見交換ができることを楽しみにお待ちしております。
ぜひさまざまな立場の人に参加していただきたいと思っています。
話題提供者の下茉莉さんの自己紹介を下記しますので、ご覧ください。
〇日時:2020年2月23日(日曜日)午後1時半~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ: http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇話題提供者:下茉莉さん(社会福祉士・精神保健福祉士)
〇テーマ:「〈当事者支援者〉の現状と課題、そして今後」
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修: qzy00757@nifty.com
〔下茉莉さん(社会福祉士・精神保健福祉士)〕
発達障害(ADHD<ASDで程度はグレーゾーン)と、発達性トラウマ障害の当事者支援者。
大学入学2日目に家出をし、貧困学生生活、精神症状の治療を並行しながら大学を卒業。自身の経験を活かしたいと考え福祉の専門学校へ入学。
卒業後は地域若者サポートステーションにて5年程勤務。
現在は障害者就労支援センターに勤務しつつ、社会活動として「発達障害との付き合い方を考える会かもみぃる」を運営。
座右の銘は「七転び八起き」!!
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