■節子への挽歌4516:父の命日
節子
1か月ほど、挽歌を書けずにいました。
今日からまた書き出します。
この間、いろいろありましたが、それもまた少しずつ書いていこうと思います。
今日は父の命日でした。
わが家で最初に家族を見送った日です。
自宅療養で亡くなりました。
母も健在でしたので、看病は主に母がしていました。
しかし、私たちにとってはわが家での最初の葬儀でした。
寒い日でした。
それだけが鮮明に覚えています。
死や葬儀に関しても、私はまったく無知でした。
当時は家事はすべて節子任せだったので、節子は大変だったでしょう。
思えば、苦労はすべて節子に任せてしまっていたかもしれません。
両親と同居していましたが、いわゆる嫁舅問題はまったく私にはありませんでした。
節子と私の母との関係はとても良好でした。
母は多分、私といるよりも節子と一緒の方が気楽だったでしょう。
お墓に行きました。
なぜか今日は般若心経がうまく唱えられませんでした。
最近、朝の読経も省略版が続いているためかもしれません。
どこかが悪いわけではないのですが、調子が戻ってきません。
周辺のトラブルが多すぎるからかもしれません。
外から見たら私も元気に活動しているように見えるでしょうが、内心はかなりボロボロです。
そこから少し逃げるように、ユカと3日間、京都に行って、お寺周りをしてきましたが、帰宅した途端に俗世の風が吹き込んできます。
武田さんからは、そういう生き方を選んだのだから仕方がないといわれましたが、もし節子がいまもいたら、こんな生き方にはなっていなかったでしょう。
最近、そんなことを思うことが時々あります。
さて明日からまた生活を立て直そうと思います。
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