■湯島サロン「農福連携から見えてきたもの…地域を支えるは小さな事業者の協働」のお誘い
長年、「農福連携」をテーマに「農」も「福祉」も実践しながら農福連携のあり方を研究している熊本の宮田喜代志さん(熊本地域協働システム研究所相談役)に、今年もまたサロンをお願いしました。
いそがしく全国を飛び回っていることもあって、案内が直前になってしまいましたが、ぜひ多くの人たちに聴いてもらいたいサロンです。
今回は、「農福連携から見えてきたもの」として、「地域を支えるはコミュニティ=小さな事業者の協働。小さいことはいいことだ!」というタイトルをもらいました。
宮田さんの取り組みは、産業視点ではなく、生活視点ですが、この半年は特に「小農論研究」に取り組んできたそうです。そして、「小規模事業体の持続的発展こそが地域が存続する保障」という結論にたどり着いたようです。
宮田さんには以前、コスタリカ現地視察を踏まえて、「マイクロミル革命」を紹介してもらいましたが、日本でも生活につながる小規模事業の協働体制に大きな可能性を見出しているようです。
福祉と農業のつながりに関しては、各地でさまざまな成果が生まれてきていますが、宮田さんはまさに「福祉」と「農業」の両分野の現場を往来しながら実践と研究を続けてきていますので、通常の報道(報告)からは見えてこないことにも気づかせてもらえると思います。
宮田さんの話は、時に脱線することもあるのですが、ご自身の生活につながる話が多く、単なる「知識」だけではない発見と示唆がもらえます。
農業関係者や福祉関係者に限らず、いろんな人に聞いていただき、いまの日本の「農や食」、そして「福祉」の問題を考えてほしいと思っています。
急なご案内で、しかも平日の夜の開催ですが、よろしくお願いいたします。
〇日時:2020年3月4日(水曜日)午後7時~9時
(午後6時半から開場)
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「農福連携から見えてきたもの…地域を支えるは小さな事業者の協働」
〇話題提供者:宮田喜代志さん(熊本地域協働システム研究所相談役)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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