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2020/03/23

■士農工商は序列ではない?

子どものころからずっと疑問に思っていたことがあります。
「士農工商」は本当に上下関係の序列なのかということです。
今朝の朝日新聞を見て、それを思い出しました。

Photo_20200323091101
「士農工商は序列じゃない?」という見出しで、支配者である「武士」と被支配者である「社会一般の人びと」の「農工商」のイラストが描かれていました。
そして、明治新政府が目指した「四民平等」に対比させるイデオロギーを象徴するために、士農工商を社会的序列としたというようなことが書かれていました。
これまたひどい「イデオロギー操作」だと思います。

たぶん「士農工商」は「士」を含めてみんな横並びで、序列などではないでしょう。
「序列」は実は見えないところにある。
「士農工商」という被支配者層とその外部にいる支配者層です。

支配者層は表面には出てきません。
そして被支配者層を階層化し、相互に対立構造を生みだします。
というよりも、被支配者層は自分たちで勝手に横の関係を上下関係に作り替え、自らの優位性を作り出していきます。
そうなれば支配層は「支配」などしなくても支配できるようになります。

前に湯島でインドのカーストを話題にしたサロンをやりましたが、その時もインドのカーストは誰が何のために作ったのかを考えてみました。
カーストって、そんなに悪いものなのか。
カーストの外にいる人たちが作ったと考えると別の世界が見えてきます。

敵はいつも見えないところにいる。
実際に敵対している同士は、実は仲間である。
こう考えるといろんなことが見えてきます。

ちなみに、新型ウイルスは「見えない存在」ではありません。
そして決して「敵」ではない。
明日24日、湯島で新型ウイルス騒ぎから、こんなことも考えるヒントが得られるかもしれません。
争いの外にこそ、実は争いから利益を得る人がいるのです。
「争わされる存在」にならないように気をつけたいと思います。

ちなみに、最近の日本の政治を見ていると、同じような構造を感じてしまいます。安倍政権や佐川さんの向こうにあるものを見なければ、結局は何も変わらないように思います。

 

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