■今こそ「問題」の捉え方を間違ってはいけません
今日は午後から来客です。
新型ウイルス騒ぎで、外出も人との付き合いも人の集まりも少なくなってきました。
出かけるときもできるだけ一人で、という風潮です。
要は、だれもがウイルスを持っているという前提で行動しましょうと言うことです。
そして、できるだけ人との接触は避けましょう、というわけです。
これってどこかおかしくないでしょうか。
以前も、そういう風潮が広がったことがありますが。
「支え合い」とか「ふれあい」が大切だと言っている人の生き方はどうなってしまったのか。
コロナいじめが始まりそうな風潮に、哀しさとさびしさを感じます。
私は20年ほど前に、コムケア活動というのを始めました。
コムケアは、コミュニティケアの略ですが、そこでのケアは「関係性を大切にすること」、コミュニティは「重荷を背負い合うこと」と定義していました。
当時は、「つながり」とか「支え合い」とかはあまりまだ意識されていなかった時代です。
その後、そうした「言葉」は広がりました。
「絆」という言葉さえもが、肯定的に捉えだされました。
最近の新型ウイルス現象は、時代の流れを加速するのか逆転するのか。
私には判断しかねますが、しかし時代の流れの本性をさらけ出したような気はします。
いずれにしろ、私は自らの生き方は変えないつもりです。
ウイルスとさえもできればなかよくやっていきたい。
誰か(私も含めて)が感染したとしても、それまでと同じように接していきたい。
1メートル距離を置いて付き合うような生き方はしたくない。
そう思っています。
昨日家族で外食したという竹居さんに習って、明日は私も家族を誘って近くのお店で外食しようと思います。
こういう時だからこそ、人とのつながりを深めたい。
それと病気を広げて医療制度崩壊を起こすようにしないこととは別の話です。
問題を混同させてはいけません。
言うまでもありませんが、私も感染症を広げようなどとは微塵も思っていません。
蛇足ながら。
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