■第1回病原体サロン「病原体から考える生物と環境の関係」のご案内
細菌学者の益田昭吾さんには、時々、湯島のサロンでお話をしてもらっていますが、最近の新型ウイルス騒ぎで、私たちはあまりに病原体について知らないのではないかということに改めて気づきました。そこで、益田さんと相談して、「病原体」をテーマにした連続ゼミ型サロンを企画しました。
基本的には継続参加スタイルにしたいですが、単発の参加も可能です。
益田さんのサロンに参加されたことのある人はご存知でしょうが、益田さんは「病原体も我々と同じ生物である」という姿勢で、長年、病原体の研究に取り組まれています。
病原体のことを知ることで、私たちの生き方や社会のあり方に関する大きなヒントが得られるというのが益田さんのお考えです。
ですから、単に「病原体に関する知識」を得るだけではなく、そこから私たちの生活を問い直すようなサロンにできればと思っています。
第1回は、「生物と環境」というテーマで、いわば病原体という生物に関する全体像を話してもらいます。
病気を起こす微生物を病原体と呼ぶそうですが、そうした病原体も本来の環境とは平和裡に共存していること、病気は環境が本来の環境ではない場合に限って起こる現象であること、などがわかると、病原体への親近感も生まれるかもしれません。
参考テキストとして、益田さんが書かれている2冊のちくま新書(「病原体はどう生きているか」「病原体から見た人間」)を使いたいと思いますが、詳しくは第1回目に参加者とも話し合いながら決めていければと思います。
ゼミ型と書きましたが、益田さんと気楽に質疑応答しながら、楽しく進めていけるような連続サロンを目指したいと思います。
最近話題の新型ウイルスの話も話題にできればと思います。
なお新型ウイルスが問題になっていますので、状況によっては開催日が変更になるかもしれませんので、ご注意ください。
参加申込いただいた方には開催日前日に確認のメールを送ります。
〇日時:2020年4月9日(木曜日)午後2~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇講師:益田昭吾さん(細菌学者/慈恵医大名誉教授)
〇テーマ:「病原体から考える生物と環境の関係」
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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