■節子への挽歌4563:コロナウイルスのおかげで退屈な日々が続いています
節子
新型ウイルスの感染拡大で、自宅からあまり外出しないようにという要請が政府から出されています。
学校も休校、会社やお店も休業するところも多く、自宅で過ごす人が多くなっているのですが、そのために家庭内での問題も増えていて、コロナ離婚という言葉さえ生まれてきているようです。
私もこの3週間、湯島に行くのをほとんどやめて、ほぼ、毎日在宅です。
むしろこういう時こそ、出かけるのが私の習癖なのですが、もしかしたら私自身が感染しているかもしれませんし、また感染してしまったら娘たちにうつしてしまうかもしれないので、それなりに自重しているのです。
しかし、1週目はよかったのですが、2週目になるとどうも退屈になってきて、外出したくなり、3週目に入ると、逆に何もしたくなるというようになってきてしまいました。
本も読む気が起きなくなり、テレビも見る気がなくなってきています。
畑でもやろうかと思ったのですが、これは天気次第です。
それに先日ちょっとやってみたら、身体がどうもついていかないのです。
今日も昼間ちょっと庭の草取りをしたのですが、息切れがしてしまって長続きできません。
もしかしたら、これはコロナウイルス感染症のせいかもしれないと思うほどの疲れ方です。
それにしてもこんなに長い時間、こういうのんびりした日を過ごすことになるとは思ってもいませんでした。
もし節子がいたら、いろいろとやれることがあるのでしょうが、一人だと本当にやる気が出てきません。
毎日が実に退屈です。
節子と一緒の時に、こんなゆったりした時間があったらどんなによかったでしょう。
伴侶がいるかいないかで、こんなにも時間の価値が変わってくるとは思ってもいませんでした。
時間とは本当に不思議なものです。
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