■こんなにも社会はもろかったのか
こんなにも社会はもろいものかと驚く毎日です。
ドイツがナチス社会になり日本が戦争に向かった時も、こんな感じだったのでしょうか。
多くの人が、非常事態下に早くいきたいと言っているのは、本当に驚きです。
緊急事態宣言がなくても、やれることはたくさんあるはずですが、なぜかみんな誰かに命令してもらいようです。
自分たちで克服しようという思いが広がってほしいです。
新型ウイルス感染症に関して、テレビでいろんな人が「若い世代に危機意識がない」と嘆いています。
「危機意識」ってなんでしょうか。
いつも不思議に思うことです。
私も、危機感がないのではないかと思われているような気もします。
しかし、私は逆に世の中の多くの人に危機意識がないように思えてなりません。
新型ウイルスの感染が広がってきていると感じたのは2月ですが、以来、私の行動様式は変化しました。
できるだけ不特定多数の人の集まりにはいかないようにしていました。
ウイルスも生きていますから、閉じ込めることなどできるはずがありません。
テレビでクルーズ船の報道をきちんと見ていたら、船内に隔離できるはずがないことは誰にでもわかる話です。
むしろクルーズ船は、私にはウイルス培養器に感じました。
2月末に市中感染が広がりだしたというのは、テレビで在野の専門家は話していました。
政策立案の基礎になるべき調査もしない政府や厚労省を見ていて、彼らは新型ウイルスを危機などとは考えておらず、政争の具にしようとしているのではないかと不安になりました。
とすれば、自らで守るしかない。
私が選んだのは、繰り返し書いてきましたが、感染しても克服できるだけの体力と状況を維持しようということでした。
ウイルスから自分だけ逃れられるはずはありません。
2月から3月前半までは毎朝、体温を計りましたし、ちょっと体調が悪い時には外出せずに在宅で休養を取るようにしました。
過剰に考えたためもあって、2月から3月前半は、何となく体調不良が続きました。
サロン以外の外出はほとんどやめていました。
私にとっては、サロンが大切だったからです。
最近の感染者の急増の数値は、私にはまったく脅威ではありません。
実状はあんなものではなく、操作された数字だと思っているからです。
それに今の数字でさえも、ちょっと工夫すれば、実状がもう少しわかるようにできるはずです。
ちなみに今日の東京都の感染者数97人は、あまりに正直にそうした背景を示しているように思えてしまいます。
いささか勘繰りすぎかもしれませんが、2枚のマスクで国民が満足すると思っている人たちのやることですから、まああながち否定はできません。
この騒ぎの終息は、集団免疫の成立しかないと考えています。
それは意外と早いかもしれません。
2~3か月で終息するかもしれませんが、世界的に見れば、そう短期的には解決しないでしょう。
グローバル化とは、そういうことですから。
仮に感染者数は落ち着いたとしても、この後遺症はそう簡単には回復しないでしょう。
社会が落ち着くには、2~3年はかかると思っています。
リーマンショックや3.11とは全く違うのではないかと思います。
そして、社会の枠組みが変わるかもしれません。
もしそうならば、いい方向に(政権にとってではなく国民にとって)変わることを祈ります。
最近の多くの人の反応を見ていると悲観的になってしまいますが。
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