■節子への挽歌4560:「友になる前に逝ってしまった友に」
節子
昨夜、3時に目が覚めてしまいました。
寝る前に挽歌に書いた友人の追悼文の書き出しが思いつきました。
「友になる前に逝ってしまった友に」です。
友だち付き合いがあったわけではないので、書く内容が思いつかなかったのですが、このタイトルであれば、何となく書けそうです。
しかし、このタイトルを思いついた途端に、今度はこれまで送ってしまった友人たちの顔が浮かんできました。
不思議なもので、見送った人の顔ははっきりと思いだせるものです。
友になっていようと、なっていまいと。
もしかしたら、人とは死別してからこそ友になれるのかもしれません。
考えてみると、死者はみんな早く逝きすぎます。
もう少し時間があれば、もっと良い友になっただろうと思うことはしばしあります。
友としてやり残したことの多さに後悔することもある。
いろんな人に関して、そんなことを思っていたら、ますます眠れなくなりました。
そして、早く逝くからこそ、追悼文なのだと気が付きました。
私もみんなに追悼されるように、遅れずに逝けるといいのですが。
そんなことを考え出したら、ようやくいつのまにか眠っていました。
夢の中で追悼文が書けたような気がしましたが、目が覚めたら、やはりなかなか書けません。
困ったものです。
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