■節子への挽歌4597:せっかくの巣に鳥が戻ってきません
節子
先週、書きましたが、庭の木に鳥が巣を作りました。
ところが、写真を撮った日からせっかく見事な巣を作った鳥が戻って来なくなりました。
写真を撮ったから鳥が警戒して来なくなったという可能性もありますが、鳥が来なくなった翌日に写真を撮ったので、たぶんそうではないと思います。
しかしいずれにしろもう1週間近く戻って来ないのです。
事故に合ったのではないかと心配していましたが、今朝、鳥が戻ってきました。
よく見えない場所なので、はっきりとは確認できませんがたぶんヒヨドリでしょう。
しかし、巣に居つく間もなく、また飛びだっていきました。
そしてまた今日1日、戻ってきませんでした。
何やら不安です。
コロナ騒動で、在宅時間が多くなったのですが、どうもやることがありません。
時間がたっぷりあると、人は何もしたくなるものかもしれません。
そう言えば、会社時代、仕事がめちゃくちゃ忙しくかった時の方がいろんなことができました。言い換えれば、生活が充実していたような気がします。
それに比べると、この2か月は、内容のない時間を過ごしていて、どうも充実感がありません。こんな感じなら、生きている必要もないような気さえします。
今までこんなことは、一度たりともありませんでした。
困ったものです。
困ったと言えば、先日がんばって植え替えた花木がみんな元気がありません。
植え替えの時期を間違ったのでしょうが、これまた困ったものです。
ユリの球根には水をやりすぎてダメにし、お気に入りのアジサイには水を涸らしてダメにしていますので、要は私に知識がないためです。
節子から少し知識をもらっておけばよかったです。
今日もまた、完全に自宅で怠惰に過ごしました。
畑にもあまり行く気が出てきません。
今日の私の関心事は、コロナ感染者の数よりも、鳥が戻ってくるかどうかでした。
何回も見に行きましたが、午後からは戻ってきませんでした。
これは「平安な日常」なのか、「退屈な日常」なのか。
最近、「退屈」ということが少し理解できるようになってきました。
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