■節子への挽歌4583:ウイルスへの親近感
節子
2日のウイルスサロンは定員を定めての開催でしたが、とても有意義でした。
細菌学者の益田さんがとても共感してくれて、2回目、3回目と開催しようということになりました。
マスクをしての参加を条件にしましたが、湯島の部屋の中では、益田さんが不特定多数ではないのだから、ここではマスクは不要だと言ってくれたので、マスクなしで行いました。
専門家がそういうとなんだかとても安心して、気が楽になります。
益田さんには、私が何回話してもウイルスへの理解が足りないと叱られていますが、かなり理解は深まってきました。
とりわけ居場所がなくて苦労しているウイルスの境遇への親近感が高まっています。
まさに人間の世界を見る感じで、どうしてみんなウイルスを敵などと考えるのだろうと不思議です。
しかしこういう状況になると、いつもとは違う、その人の側面が見えてくることもあります。ますます元気になってきている人もいます。
細菌学者の益田さんではなく、万葉集学者の升田さんは、最近、いつも花を持ってきてくれます。今日はオオデマリを持ってきてくれました。
こういう時だからこそ、参加者の心を和まそうという心配りです。
いろんな人のこういう思いが湯島のサロンのいいところです。
相変わらずZOOMを使ったらどうかというメールが来るのですが、いまのところは全く考えてはいません。
ちなみに今日は、紙コップを使ったり、小さなペットボトルを用意したり、お菓子類は出すのをやめたり、いろいろと工夫しましたが、そんなこともどうやら不要のようで、いつものように、やるのでいいかという気がしてきました。
ただし人数は制限していこうと思います。
久しぶりにいろんな人と話して、ちょっと気が明るくなりました。
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