■生きる元気を与えてくれる本の紹介
一条真也さんの「死を乗り越える」シリーズの第3弾が出版されました。
現代書林から出版された『死を乗り越える名言ガイド』(1400円)です。
読書、映画に続き、今回は名言です。副題は「言葉は人生を変えうる力をもっている」。
一条さんが多彩な活動の中で出合った、人生を変える力を持つ言葉を100集めて、それぞれに一条さんの思いを添えた名言集です。
新型コロナウイルスで、世界中に「死の不安」が蔓延している現在、「死の不安」を乗り越える言葉を集めた本書を上梓することに、一条さんは大きな使命を感じていると書かれていますが、まさに時宜を得た出版で、ぜひ多くの人に読んでほしいと思います。
100のメッセージからいろんなことが示唆されますが、きっと自分にとって心にすとんと落ちる言葉が見つかるはずです。そして、生きる元気が得られるでしょう。
また100の言葉を通読すると、長年、死と生の現場に関わってきている一条さんの深いメッセージも伝わってきます。
一条さんの死生観にかかわる著作はこれまでも綿sのホームページでたくさん紹介させてもらってきていますが、一条さんの死生観を貫く3つの信念が、本書の最後にまとめられています。
その3つとは、「死は不幸ではない」「死ぬ覚悟と生きる覚悟」「死は最大の平等」です。
そうした信念に基づいて選ばれた100の名言には、それぞれに「人生を変える力」が秘められています。この時期にこそ、じっくりと噛みしめて、そこから力を引き出してほしいと思います。
ちなみに、同じ「死を乗り越える」シリーズの次の2冊も同じ現代書林から出版されています。よかったら併せてお読みください。
『死を乗り越える読書ガイド』
『死を乗り越える映画ガイド』
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