■節子への挽歌4627:鳥たちが戻ってきました
節子
気のせいかもしれませんが、2週間ほど前から、わが家周辺から鳥がいなくなったような気がしていましたが、昨日からまた戻ってきたようです。
昨日は鳥の姿をよく見ましたし、ドバトも含めて鳥がにぎやかでした。
今朝も朝早くから鳥のさえずりがにぎやかです。
鳥が気になるのは、節子が、話せなくなった時に、また鳥や花になって戻ってくると苦労して紙に書いたのを覚えているからです。
私は鳥があんまり好きではないので、鳥ではなく蝶にしてほしかったのですが、なぜか「鳥」だったのです。
だから鳥はそれなりに意識しているのですが、2週間ほど前から、鳥の鳴き声や姿が少なくなったような気がしていました。
しかし、それがまた戻ってきたのです。
節子が戻ってきたかどうはわかりませんが。
昨日はちょっと遠くの上空を見事に飛んでいる2羽の鳥を見ました。
トンビではないかと地元の友人に言われましたが、そうかもしれません。
遠くでしかも一瞬でしたので、確証はできませんが、いい飛行でした。
そういえば、先日、コロナ対策に苦労している医療関係者に感謝するという名目で、自衛隊のブルーインパルスが都心上空を飛びました。
それがテレビでも紹介され、見た人はフェイスブックにまで投稿していました。
なんで戦闘機をこの時期に飛ばすのか、そんな費用があったら、医療関係者に防護服を支給したらどうかと実に腹立たしいので、私も「ブルーインパルスって戦闘機ではないか、違和感がある」と書き込んだら、いろんなコメントが来ました。
象徴的だったのは、官僚の人たちは、国を守るという意味では自衛官も医療関係者も同じだとわけのわからないことを書いてきましたが(国と国民が都合よく同一視されています)、私と同じく違和感を持っている人が多いのでちょっと安心しました。
人は自らが生きている人間関係の中で意識がつくられていきます。
フェイスブックに書き込まれるいろんな人の意見を読んでいると、そのことがよくわかります。
ということは、私も節子も、お互いの意識に大きな影響を与えているはずです。
夫婦にしろ親子にしろ、それが同調するのか反発するのかは組み合わせ次第でしょう。
私たちの場合は、たぶん似たもの発想になっていたように思います。
娘たちはもしかしたら反発しているかもしれませんが。
鳥の話がまたおかしな方向に来てしまいました。
しかし今日はとても気持ちの良い朝です。
鳥のさえずりは相変わらずにぎやかです。
雨上がりの晴れた日は、気も晴れる感じです。
良い一日にしたいです。
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