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2020/06/14

■節子への挽歌4644:戸惑う人

節子

社会がかなり乱れてきているように思います。
多様な価値観が支え合いながら社会を豊かにしていくというようなことが言われていたことの実体が露呈され出してきているように思います。
昨日も2つのミーティングを持ちましたが、話をしていて、それを感じました。

そうした社会の乱れに影響されることなく、ほとんどの人は生きているように思いますが、なかにはそれに気づきたじろいでいる人もいる。
それも意外な人がたじろいでいることを知ると私もまたたじろいでしまいます。

ビジネスをバリバリやっている人がいます。
ビジネスというのは、とりわけ最近のビジネスというのは、社会の混乱によって元気になります。ですから最近のコロナ騒ぎは、一見、ビジネスの停滞を引き起こしているように見えて、実はビジネスにとっては大きなチャンスなのです。混乱に乗じてビジネスチャンスを見つけ収益を大きくしていくのは、おれおれ詐欺だけではありません。昨今のビジネスは、どこかで「おれおれ詐欺要素」をもっていますので、経済停滞の表層の奥で、いまや「起業家」が大活躍しているはずです。

まあそれが最近の私の厭世観の一因なのですが、そうした状況の中で、自らの生き方にちょっと戸惑いだしている人もいるようです。
思ってもいなかった人が、そういう発言をしたのに驚きました。
さらにその人は、そういう人がいまは多いというのです。
戸惑っている人が多いのであれば、社会は変わるかもしれません。
でもそれは本当なのか。

人間は戸惑う存在です。
しかしその戸惑いを自らの中に抑え込んでいこうとするのもまた人間です。
そして戸惑うことなどなかったことにして、前に進んでしまうのも人間です。

そもそも自らの戸惑いを無防備に表出することはそう簡単なことではありません。
私の歳になると、防備自体が意味のないことなので、さらけ出しやすいですが、まだ若く、さらにビジネスをやっているような人は、戸惑いをさらけ出すのはタブーかもしれません。
にもかかわらず、昨日、戸惑いを表出した人がいます。
それが気になって仕方がありません。
私に何かできることがあるのだろうか。
昨日から考えていますが、思いつきません。

困ったものです。

 

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