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2020/06/05

■湯島サロン「21世紀の平和憲法を考える」のご案内

長年、平和や人権の問題に取り組んできている川本兼さんが、これまでの論考を整理した「21世紀の平和憲法」を5月に出版しました。

川本さんは、戦後日本国民の「戦争そのもの」「戦争ができる国家」を否定する「感覚」を高く評価しています。しかし、それがアメリカからの「押しつけ憲法」の憲法9条とつながったことで、日本人は平和が実現したと「錯覚」してしまい、その「感覚」を普遍的な理念(思想)にしてこなかったことを問題にします。

そしてこのままだと、その平和の感覚も風化し、日本の平和運動は次世代にも世界にも広がっていかない。したがって、戦争体験を通じて獲得した日本国民の戦後の「感覚」に「ロゴス」としての「言葉」を与えてそれを思想にし、さらにそれを世界に発することが急務だと言います。
今回のコロナ騒ぎで、そうした川本さんの危惧を実感している人もいるでしょう。

川本さんは、日本国民の戦後の「感覚」が求めたその平和は、「変革を要求する新しい価値」だったといいます。つまり、戦争放棄だけでは平和は実現しないのです。
そのために、川本さんは、「戦争そのもの」を否定する新しい論理、「戦争ができる国家」を否定する新しい論理を、平和主義、革命、基本的人権、社会契約という切り口から、次々と展開し、21世紀の日本を構想したのが本書です。

そして、そうした論考を踏まえて、最後に日本の現状を変えていくために、新しい平和憲法と新しい運動の主体について、具体的に提言しています。巻末に川本さんの日本国憲法改正私案も掲載されています。

川本さんの憲法改正私案は、いささか挑発的です。平和憲法といいながら、自衛軍(自衛隊ではありません)の保持が謳われていることです、
挑発的ですが、この点に川本さんのメッセージの神髄が込められています。
同書の簡単な紹介は下記にあります。
http://cws.c.ooco.jp/books.htm#200503

テーマが大きいので、1回のサロンでは論じきれないでしょうが、今回はまずは大きな問題提起ということで、川本さんの呼びかけを聞いて、日本の憲法の意味を話し合えればと思います。

サロンに参加される方は、できれば、川本さんの「21世紀の平和憲法」(三一書房 2300円)を読んでおいていただければと思います。
同書は、三一書房に直接ファックス(03-6268-9754)注文すれば、少なくとも6月までは送料無料で発送してくれるそうです。

コロナ騒ぎに紛れて、憲法がどんどん浸食されてきている現状にしっかりと目を向けるサロンにしたいと思っています。
そしてできればそこから実践的な動きを生みだしていければと思います。
でもまあサロンなので、気楽にご参加ください。
議論はちょっともめそうですが、平和なサロンに心がけますので。

〇日時:2020年6月21日(日曜日)午後2時~4時半
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇講師:川本兼さん(思想家)
〇テーマ:「21世紀の平和憲法を考える」
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com

 

 

 

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