■第1回益田サロン「病原体から考える生物と環境の関係」のご案内
湯島のサロンで、病原体やウイルスの話をしていただいている細菌学者の益田昭吾さんの定期的なサロンをスタートします。
3月に企画し、案内も出していましたが、コロナウイルス騒ぎで延期になっていました。
益田さんのサロンに参加されたことのある人はご存知でしょうが、益田さんは「病原体も我々と同じ生物である」という姿勢で、長年、病原体の研究に取り組まれています。
ちくま新書で、「病原体から見た人間」も出版されていますが、病原体のことを知ることで、私たちの生き方や社会のあり方に関する大きなヒントが得られるというのが益田さんのお考えです。
3月には、連続講座型のサロンを考えていましたが、もっとやわらかい感じで、毎回、その時々の社会問題なども考慮しながら、益田さんに話題提供してもらおうと思います。
一方的な講座ではなく、参加者との対話スタイルを基本にしたサロンですので、参加者の関心にも柔軟に対応してもらえると思います。
第1回は、「生物と環境」というテーマで、いわば病原体という生物に関する全体像を話してもらいます。病気を起こす微生物を病原体と呼ぶそうですが、そうした病原体も本来の環境とは平和裡に共存していること、病気は環境が本来の環境ではない場合に限って起こる現象であること、などがわかると、病原体への親近感も生まれ、コロナウイルスへの見方も変わるかもしれません。新型コロナウイルスが人間を本来の宿主にできるかどうかなども話題になるかもしれません。
細菌学とは直接関係はありませんが、益田さんはものづくりとか記号論などにも関心が深いので、そんな分野にも展開していくかもしれません。時には細菌学から全く離れたようなサロンもあるかもしれませんが、あくまでも「益田さんの世界観」を軸にしたサロン展開を考えています。
新しいサロンのスタイルのモデルになればと思っています。
できるだけ継続参加をお願いしたいですが、湯島のサロンは無理をしないのが基本ですので、参加できる時の参加で大丈夫です。
いつものように、気楽にご参加ください。
〇日時:2020年7月26日(日曜日)午後2~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇講師:益田昭吾さん(細菌学者/慈恵医大名誉教授)
〇テーマ:「病原体から考える生物と環境の関係」
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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