■節子への挽歌4731:暑い夏は、私にはやはりつらい夏です
■4731:暑い夏は、私にはやはりつらい夏です(2020年8月16日)
節子
10数年ぶりに和室で寝ました。
節子が暑い夏を過ごしたところです。
節子が逝ってから、和室は使われなくなりました。
和室はそもそもが来客用の部屋だったので、エアコンがついていますが、節子がいなくなってからは使われず、物置状態になってしまったので、エアコンは使用されずにありました。
昨夜は、その和室で寝ました。
エアコンもなんとか動きました。
ほこりがすごいのではないかと思いましたが、とりあえずは大丈夫でした。
おかげで昨夜はよく眠れました。
これからはここで寝ようと思います。
この和室で寝たのは14年ぶりです。
14年前には節子も一緒でしたが。
今度、わが家をリフォームするので、この和室はなくなります。
次女夫婦のための洋室に改造されるのです。
節子がこだわっていた床の間も壊されます。
その最後の夏に、私がここで過ごすようになるのも、もしかしたら節子の働きかけかもしれません。
この和室にもいろいろな思い出がありますので、節子を思い出しながらの1か月になりそうです。
たぶん何かが変わるでしょう。
和室からは狭い庭が見えますが、そこも今は荒れ放題です。
この和室で過ごす老後をイメージしていたのですが、それは果たせぬままに終わりました。
私の生活はあまりに予定とは違いました。
今日も暑くなりそうです。
体調は、今度こそ元に戻ったような気がしますが、しばらくは要注意です。
急逝した友人の四十九日の相談を受けましたが、身内だけでやってもらうことにしました。出かけていく元気がどうも出そうもありません。
落ち着いたら同級生たちに声をかけて集まろうかと思っていますが、その元気も出てきません。
暑い夏は、私にはやはりつらい夏です。
つらいのはもちろん、「暑さ」ではありませんが。
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