■節子への挽歌4727:見送りとお迎え
節子
今日は忙しい日になりました。
午前中は友人の見送りに行ってきました。
午後は節子のお向けにお寺に行きました。
見送りとお迎えの1日でした。
見送ったのは3日前に見舞った友人です。
私が帰った後、少しして状況が変わったようで、救急車で病院に行き、そのまま息を引き取りました。
身内だけの家族葬でしたが、彼からの私と友人2~3人を呼んでほしいと遺言されたそうです。
浄土宗での葬儀でしたが、死者の阿弥陀如来への広懺悔を書いた経文の書名も死者に変わって誰かが書くのですが、私を指名していたそうです。
久しぶりに友人から万年筆を借りて署名しました。
時期が時期だけに、静かな直葬で、私と友人3人が参列しました。
のど仏が実に美しい遺骨でした。
終了後、4人で少しだけ話しました。
それにしても、彼は幸せだったと改めて思いました。
やはり人にとって大切な財産は友人です。
お金などではありません。
帰宅後、今度は節子のお迎えです。
お寺に迎えに行きましたが、お墓で般若心経を唱えていた時に、異変が起こりました。
お経が出てこないばかりか、呂律がおかしい。
娘たちが熱中症ではないかと心配してくれましたが、私自身明らかにおかしいのに気づきました。
急いで帰宅し、休みました。
そういえば、今日の都心は猛暑でした。
しかしなんとか妻も迎えられ、友人も送りだし。疲れ切りましたが、大事に至らずに終わりました。
娘は心配していますが、乗り越えられたと思います。
節子も友人も見守ってくれているでしょうから。
| 固定リンク
「妻への挽歌20」カテゴリの記事
- ■節子への挽歌5354:「畑に行かない券」のプレゼント(2022.05.30)
- ■節子への挽歌5353:81歳まできてしまいました(2022.05.30)
- ■節子への挽歌5352:落ちてきたひな鳥(2022.05.27)
- ■節子への挽歌5351:畑に2回も行きました(2022.05.26)
- ■節子への挽歌5350:元気がだいぶ戻りました(2022.05.25)
コメント