■節子への挽歌4717:加野さんはお元気そうです
節子
太宰府の加野さんから電話がありました。
お元気そうでした。
もう90歳前後ではないかと思うのですが。
加野さんと節子は会っているかどうかも定かではありませんが、加野さんの一人娘とは会っています。というか、彼女が東京で一人暮らししている時に一緒に舞台を見に行ったりしています。
その娘さんも亡くなり、加野さんは娘の供養を仕上げるまでは死ねないと言ってがんばっているのです。
電話に出ると、すぐに奥さんは亡くなられてからもう何年ですか、と訊かれました。
加野さんのいつもの質問です。
リフォームのためにいま書類の整理をしていますが、昨日、加野さんの伴侶が遺した歌集が出てきました。
久留米絣でしっかりと装丁した歌集です。
以前、娘さんの献花に大宰府を訪れたときに頂いたものです。
その翌日に電話をもらうとは、やはりお天道様の意思が働いているとしか思えません。
加野さんも、ちょっと神がかったところのある方ですが、その加野さんも伴侶と娘を見送っています。人生はなかなか思うようにはならないのです。
思うようにならないといえば、昨日はまさに思うようにならなかったパソコンが今日はまさに思いのままです。昨日の挽歌を読んだ近くのSさんが、教えてくれたのですが、どうも本体に熱がこもっていたようです。
これで一安心です。
今日はとても不安の日なのです。
娘の診断結果が出る日です。
さてさてどうなりますか。
友人の不安も含めて、いまは山のような不安に覆われていますが、これが一段落すれば、先が見えてくるかもしれません。
加野さんの元気を少し分けてもらいたいものです。
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