■令和の市町村大分裂への期待
昨日は地元の市会議員から、ある件の相談を受けました。私自身は特定の市議を支援しているわけではないのですが、相談があればだれでも相談に応じるのが私の姿勢です。
現在のような状況では、基礎自治体(市町村)の議会制度を抜本的に見直す必要があると思っていますが、逆にもし現在の議会制度を維持するのであれば、議員活動のあり様を一変させるべきだと思っています。
シュミットの「友敵理論」の真似事をしている市議会にはまったく価値を見出せません。基礎自治体の政治では、敵対よりも共創が基本でなければいけません。
そういう視点で、アドバイスをさせてもらいました。
今日は突然、今度は13年間市議会を傍聴している市民の方が自宅にやってきました。
久しぶりに先日お会いして話をしたのですが、その時、話題になった資料を持ってきてくれたのです。
折角なので、倉庫のような散らかしっぱなしの自宅に上がってもらい、話をしました。話し出したら際限なく話題は広がりました。
今回もまた市議会のあり方が問題のひとつになりました。
基礎自治体である市町村の行政活動にとって、最大の問題は議会のあり方ではないかと私は思っています。
かつて2つの市と町で、その問題に取り組みましたが、いずれも途中で挫折しました。
今回はかなり違った視点で、再挑戦していますが、平成の市町村大合併を超える、令和の市町村大分裂が起きない限り、日本の自治はますます劣化するでしょう。
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