■節子への挽歌4749:明日からリフォームの工事が始まります
節子
少し暑さはやわらぎましたが、湿度が高く、じっとりした1日でした。
明日は節子の命日ですが、明日からリフォーム工事が始まるので、まずは工事にかかる3つの部屋を完全に空にしました。
ほとんどやっていたはずなのに照明器をはずすとかカーテンをはずすとか、結構最後が大変でした。汗びっしょりになりました。
それで節子の位牌壇を飾る余裕がなくなりました。
明日の朝、花は買いに行きましょう。
部屋にあったものをすべてなくすと、部屋が意外と広いのに驚きます。
狭い仕事場の壁一面の書棚から書籍をすべて出し、その向かい側に置いていた書棚も部屋の外に出したら、結構広いのです。
モノが世界を狭くしていたのです。
ふと知識もまた世界を狭くするなと思いました。
リフォームの過程で気づいたことは多いですが、その実際の作業が節子の命日から始まるということにも不思議なものを感じます。
予定では、もう始まっているはずだったのですが。
結婚して家を出ていた娘の部屋も今回改装の対象です。
ここもベッドとかいろんなものの倉庫になっていた感がありましたが、すべてを撤去するとここもまたイメージが変わります。
今回の改装は、できるだけ活かせるものは活かして、雰囲気も残そうと考えていますが、どうもそれは難しそうです。
世界がまた変わるかもしれません。
変わらないかもしれませんが。
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