■節子への挽歌4790:浴室が解体されました
節子
家の改装のため、1階のお風呂を明日壊すことになり、今日は最後の入浴でした。
このお風呂にはいろいろな思い出がありますが、それももうなくなってしまいます。
こうやってどんどんと過去の空間が変わっていくのは、感慨深いものがあります。
このお風呂はちょっと広めに作ったので、よく節子と一緒に入りました。
その思い出があったこともあり、節子がいなくなってからの一人での入浴は、なぜか彼岸をさまようような気分でした。
浴室全体が、なぜか現実なものではない、異様な雰囲気につつまれているような状況になり、気分的にも異界を彷徨しているような気分で浴槽に長いこといたこともあります。
その浴室も今日が最後です。
次第に、私の生活も2階に移りだしました。
まだ片付いていないので、定位置が定まらないのですが、パソコンも2階に戻ってきました。これまで次女のジュンが使っていた部屋をリビングに改装したのですが、いまはそこの東側に臨時にパソコンを置いています。
この場所からは夜には手賀沼の夜景が少し見えます。
東側に窓があるので、とても見晴らしがいいのです。
たぶんわが家で一番いい場所でしょう。
今まで空き部屋にしていたのがもったいなかった気がします。
テレビもこの部屋にもってきました。
インターネットやテレビの配線もうまくいきました。
電話をどうしたらいいかよくわかりませんが、この部屋をこれからの生活の中心にしようと思います。
外がよく見えるので、気分が変わるかもしれません。
ちなみに寝室はまだ倉庫状態です。
まだしばらく改装工事はつづきそうです。
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