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2020/10/22

■節子への挽歌4792:汗は人を幸せにする

節子

今日は2階の改装の仕上げのため、朝からいろんな人が来て作業に取り組んでいます。
工事監督の弓削さんも来ていますが、弓削さんはたくさんの工事監督を兼ねているため、大変です。時に自分で作業をやることもあるようです。
今日も重い備品を2回まで運ぶ作業や解体に伴って一部破損したタイル張りまでやってくれていました(ちなみに2階のリビングの壁は一部タイル張りなのです)。
電気工事や水道工事の人もやってきていて、今日は午前中は大賑わいでした。

ガス工事が少し難航しているようです。
浴室やキチンをダブルにしたため、ガス管を太くしないといけないのだそうで、道路工事まで必要になってきているうえに、わが家の庭のつくりがいささか懲りすぎてしまったため、屋敷内の配管も大変なようです。
それで作業が遅れているのですが、20年前の新築の時には、まさかこうなるとは全く思ってもいませんでした。先のことをほとんど考えずに生きてきた私と節子の性格が、今回、いろんなところで露呈しています。

それにしても、いつも思うのですが、汗して働いている人はみんないい人です。
この50日、10人以上の人と接点を持ちましたが、みんなとてもいい人です。
昨日、ユニットバスを解体しに来た人は、9時から午後2時過ぎまで、昼食もとらずに一人でがんばっていました。
私たち家族が昼食を食べている間もずっと働いていて、お茶を出す機会も見つけられませんでした。
終わった後、お茶も出せずにすみませんでしたと謝ったのですが、いつもこうなのでもう慣れましたといわれました。
最後の掃除も含めて、みんな本当によくやってくださいます。

日本人の勤勉さや誠実さは、たくさん汗を流した先人たちのおかげかもしれません。人は汗を流した分だけいい人になるのです。
世間で話題になるような不祥事や事件を起こす人は、汗して働いたことが少ないのかもしれません。汗することが少なくなってきたのでしょうか。お金が人をダメにしているように思えてなりません。

ちなみに私もそれほど汗してきたわけではありません。
しかし、私の両親も節子の両親も、汗して働いて私たちを育ててくれました。
そのおかげが、私たちには「いい人」になれたと思っていますし、幸いに、私たちの子ども世代にもそれが伝わっています。私が知る限り、私の娘たちは、2人とも「いい人」に育ってくれました。汗して働いてくれた両親には感謝です。

お金は人を幸せにはしませんが、汗は人を幸せにするようです。
これが改装工事50日で、私が得たことです。
工事はまだ続きますが、さらにどんな気付きをもらえるか楽しみです。

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