■第4回益田サロン「比喩と理解」のご案内
細菌学者の益田昭吾さんによる連続サロンは、今回もまたちょっと横道に入って、「比喩と理解」をテーマにします。
益田さんのサロンに参加されている方は、何回かお聞きになっていると思いますが、益田さんは「○○は××のようなものである」というかたちで、よく話をされます。
理解とは比喩が成立することだと考えているのです。
益田さんは、最近、万葉集に関する本を2冊読んだそうですが、万葉集に関して言えば、「○○は××のようなものである」の「××」がなかなか想起できなかったと言います。だから益田さんは、万葉集の理解は自分には難しいというわけです。実に益田さんらしい結論ですが、学びが真似びから始まったという話もありますし、「比喩」の力を身につけることで、ホモ・サピエンスはネアンデルタール人との淘汰戦に勝ち残ったとも言われます。「比喩の力」を考えることで私たちの理解力も高まるかもしれません。
ちなみに、益田さんの連続サロンでは、次回は免疫や自己非自己をテーマにする予定でしたが、そのテーマの理解を深めるためにも、「比喩と理解」をテーマにしたサロンを入れることにしました。
初めての方も含めて、どなたでも歓迎です。
〇日時:2020年11月7日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「比喩と理解」
〇話題提供者:益田昭吾さん(細菌学者/慈恵医大名誉教授)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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