■節子への挽歌4823:死んだように静かな朝
節子
寒い雨の朝です。
日の出も見えません。
死んだように静かな朝。
前にもこんな朝がありました。一度ならず。
でもあの頃は、隣に節子がいました。
いまもいるのでしょうが、抱きしめて実感することができない。
ただただ寂しさに飲みつくされそうな、静かな朝です。
気持ちと世界は、いつも連動しています。
昨日、ちょっと自分の気持ちを抑えきれずに、ちょっと娘にあたってしまいました。
それですっかり気持ちが突き落とされた。
いつになってもわがままさはなおりません。
節子がいたら、諌めてくれたでしょう。
でもそう思うことこそが、わがままかもしれません。
困ったものです。
昨日、会社時代の夢を見ました。
社長に呼ばれて、社長室に会いに行く夢です。
社長に会う直前で目が覚めました。
あれは何を意味していたのでしょうか。
昔のことを思い出すのは、私には好みではないはずなのですが。
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