■節子への挽歌4818:善意につつまれて幸せになりました
節子
今日は遺伝子技術50年の専門家の山森さんに「遺伝子技術の話」のサロンをしてもらいました。
これまでわかったようでわからなかった遺伝子のことが少し感覚的に理解できたような気がします。
言葉としてはそれなりに理解できていたつもりでも、実際にはほとんどわかっていないのが遺伝子の世界ですが、要するに基本が理解できていないのです。
そもそも遺伝子などという目には見えないはずのミクロの世界をどうやって認識するのかから私には理解できません。
目に見えないものをどうやって操作するのか。
そんな「幼児並み」の質問も、山森さんは受け付けてくれたので、いろいろと質問させてもらいましたがそのためサロンがなかなか進まず、結局、山森さんが準備してくださった内容の半分で時間切れ、そのおかげで、山森さんにもう一度、サロンをお願いすることになりました。それも引き受けてもらえました。
山森さんは、参加者用にぶ厚いレジメと資料集を参加者のために作ってきてくれました。そのうえ、参加費まで入れていってくれました。
湯島のサロンは一応ワンコイン(500円)会費をお願いしていますが、話をしてくださる、いわゆる講師役の人も会費を入れていってくれることが少なくないのです。
むしろ参加者の方は忘れる人も少なくないのですが、サロンではみんな対等という考えが浸透しているようで、私にはそれもとてもうれしいのです。
ちなみに山森さんは以前一度サロンに参加してくださって以来、しばらくお会いしていなかったのですが、ひさしぶりにまたサロンに参加してくれたので軽い気持ちでサロンをお願いしたのです。まさかこんなにご迷惑をおかけするとは思ってもいませんでした。
昨日のサロンで、世の中の人はみんないい人ばかりだというような発言をして、ちょっと冷笑を感じたような気がしましたが、やはり私の考えは正しかったと思えるような1日でした。
世の中は「善意」で満ち溢れています。
今日は、他にも善意を実感させてもらえることがありました。
いい1日でした。
お天道様に感謝です。
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