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2020/11/08

■湯島サロン「ローカル線廃止問題から見える地方の現状と将来」のご案内

「中央と地方」の問題は、日本の政治や経済、さらには文化を考える上で、重要な基軸のひとつです。

経済成長主義で進んできた日本では、人口減少は否定的に捉えられ、その結果、「限界集落」とか「地方創生」などという言葉さえ生まれてしまっています。しかし、そうした概念こそが、成長志向から生まれてきていることは言うまでもありません。
中央のために地方は創生されるものでもありませんし、成長のために集落の存在が限界視されるものでもありません。

ただ実際問題として、成長経済から定常経済へと現実が移行しつつあるなかで、せっかくのインフラが逆に経済の足を引っ張り、生活を不便にしている現状は否定できません。
中央(経済や統治)のための地域デザインから地域(文化や生活)のための地域デザインへと変わるためには、解決すべき課題は少なくありません。

今回は、坪田さんの「資本主義の先に何があるか?」のサロン(1128日)にもつなげながら、視点を「地域」に変えて、現状における地方問題の一つの表層である「ローカル線廃止問題」を切り口に、これからの経済や社会のあり方を考えてみたいと思います。

果たして地方は衰退しているのか、人口減少をどう捉えるのか、地域をつなぐ「交通」とはどういう働きをしてきたのか、テーマはいろいろあると思いますが、溝端さんの問題提起と参加者の関心によって、自由に話し合いが広がればと思っています。
ローカル線ファンの方もいると思いますが、ローカル線を活かした地域整備のような話も歓迎です。

なお、問題提起してくれる溝端さんは、鉄道に関する疑問、質問、不平不満、要望、提言などがあれば、わかる範囲でお答えしますということですので、鉄道雑学タイムももちたいと思います。これを機に「雑学サロン」シリーズも始めたいと思いますので、そのテスト版です。
なんで常磐線は取手止まりが多いのか。なんで東京の地下鉄は2つに分かれているのか。新幹線はもっと安くならないのか、など、なんでも気楽に出してもらえればと思います。

みなさんの気楽な参加をお待ちしています。

〇日時:2020年12月6日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「ローカル線廃止問題から見える地方の現状と将来」
〇話題提供者:溝端義清さん(ただの旅行好きのおじさん)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com

 

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