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2020/11/25

■節子への挽歌4824:同居家族のありがたさ

節子

節子の友人の野路さんから、いまも毎年、リンゴが送られてきます。
野路さんは、階段からの転落で一時記憶を喪失し、そのために認知力が低下してしまいました。しっかり者だと節子がいつも感心していた野路さんも、それ以来、家族に支えられないといけなくなってしまいました。
リンゴを毎年贈ってきてくれるのも、いまは夫の野路さんからです。

節子は野路さん夫婦とは何回か、旅行にも行っていますが、私は野路夫妻に会ったのは一度だけです。
電話では何回かお話ししていますが、夫婦おふたりの生活の中で、妻が具合が悪くなった時の夫の精神面での大変さはわかるような気がします。
毎年、リンゴのお礼を電話でするのですが、幸せそうな気配を感じながらも、大変さも伝わってきました。

ところが今年は何回電話をかけても電話に出ないのです。
そういえば、先週は佐々木さんも同じでした。
電話に出ないとますます気になってしまいます。
電話をかけだしてから3日目の昨日、それも何回かの電話の後、ようやくつながりました。しかし電話に出たのは同居していないはずの娘さんでした。

娘さんとも、節子の葬儀の時に一度だけお会いしています。
電話に出られなかったので気になっていたとお伝えすると、父は入院しているので、と答えが返ってきました。
脳梗塞で、いま検査入院なのだそうです。
初耳でしたが、脳梗塞になったのは昨年だったそうです。
幸いに軽かったようですが、今回は検査入院で、そのために娘さんが母親のケアのために戻ってきていると言います。
両親のケアは大変でしょう。お仕事もされているのではないかと思いますが、単身での両親宅への転居というわけです。

歳をとるということはこういうことなのでしょう。
娘がいれば幸いですが、仮にそうだとしても、娘にも自分の暮らしがある。
もともと同居していれば対応しやすいですが、別々に、しかも離れたところに住んでいると、親だからと言っても、そう簡単にケアはできません。
最悪の場合は、双方の家族が壊れかねない。
家族が逆にあだになることもあるでしょう。

幸いに私は娘たちと同居できることになりました。
同居は同居でまた、気苦労も大変さもあるでしょうが、娘たちに感謝しなければいけません。
親不孝になることを避けられる娘たちにとっても同居は長い目で見たら幸せのはずです。
いやお互いに幸せになるような同居にしなければいけません。

さてさてうまくいくといいのですが。

 

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