■節子への挽歌4852:子どもの声が聞こえる生活
節子
今日から孫のにことの同居です。
朝、パソコンに向かっていたら、ドアをたたく音がします。
どうぞというとドアが開いて、孫のにこが顔を出しました。
今日は母のジュンが検診で保健所に行くので、にこは留守番なのです。
そのおかげで、半日、孫と付き合いました。
ところが、今はにこは私には話をしないのです。
理由は先日、人形の絵柄のカバンを買うのを断ったからかもしれません。
関係や人形デザインの商品は私の担当ではなく、ユカの担当なのです。
それに、駄々をこねると私はもう絶対に買ってはやらないのです。
それでにこはちょっと会話ストをやっているのかもしれません。
困ったものですが、まあそれでもコミュニケーションは成り立ちますから大丈夫です。
ユカも今日は在宅だったので、基本はユカが対応しましたが、まあにこが部屋にいるだけでも気分が一変します。
おもちゃを買いに出かけようかと誘ったのですが、外出は断られました。
にこも相当に頑固です。
お菓子を出しても基本的には食べません。
もっともこれは「スト」とは関係ありません。
たまごアレルギーで、つらい思いをしたために、食べるものは母親の許可がないとだめなのです。
実に母親の指示に従う子なのです。
困ったものですが、まあ一人っ子で、しかもあきらめかけた時の高齢出産でしたので、いささか過剰に愛されているので仕方ありません。
ともかくにこは母親が大好きなのです。
1階と2階とのできるだけ干渉しない関係を大事にしようと思っていますが、さほど広い家ではないので、時々下からにこの声が聞こえてきます。
一応、ドアで仕切ってはいるのですが、完全に閉じているわけではなく、一か所だけ開放部を作ったのです。
子どもの声が聞こえる生活はちょっと新鮮でとてもいいです。
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