■節子への挽歌4866:空がとてもきれいです
節子
今年の初日はとてもきれいでした。
新型コロナの関係で経済活動が停滞し、そのおかげで環境汚染が弱まったと言われています。
ジジェクによれば、それによって、コロナによる死よりも多くの生命が助かったとも言います。
それはともかく、今朝の空は深く青かった。
初詣はいつものようにみんなで子の神さんに行きました。
例年とは違って初もうで客もほとんどいませんでした。
これは意外でしたが、みんな信仰よりもコロナを恐れているとしたら、どこかで何かを間違っているような気がします。
空気がきれいなおかげで、子の神さんからも富士山が大きく見えました。
ただ富士山の前に鉄塔が邪魔をしているので、富士山が分断されて見えてしまう。
これも実に象徴的でした。
初詣に行く前に、孫たちも節子の仏壇にあいさつに来ました。
私は、にこにはお金のお年玉をやりませんが、今年は「なんでもぷれぜんとけん」をあげました。
節子だったらどうしたでしょうか。
例年になくのんびりした元日でした。
何人かから電話やメールが来ましたが、みんなコロナで外出自粛のようです。
友人が年賀状に、「不思議なほど湯島は元気ですね」と書いてきました。
そうではなく、「不思議なほど、世間は萎縮していますね」と言いたいのですが、なぜかみんなコロナに管理されてしまっています。
コロナのせいにする人生は生きたくはありません。
今年もサロンを毎週やろうと改めて思います。
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