■節子への挽歌4894:節子が最近、庭に来ているようです
先週、次女のジュンから教えてもらった話です。
ジュン家族が転居してきて家の庭はジュンが管理してくれるようになりました。
これまで荒れ放題だったので、時間をかけて植木鉢や庭木の整理を孫のにこと一緒にしているそうですが、最近、一羽のジョービタキがいつも近くで遊んでいるのだそうです。
しかも、2人のすぐ近くに止まり、近づいても逃げないのだそうです。
それで、ジュンとにこは、これはきっと節子さんだと言って、「せつこさん」とよんでいるのだそうです。
私が庭に行って、この話をジュンから聞いた時にも、そのジョウビタキが近くに来ていました。
節子はなくなる数日前に、家族への感謝を伝えた時に、また鳥や花になってちょいちょい戻ってくると言っていました。
今回も私が庭で見たジョウビタキは、たしかにメスでした。
ジュンによれば、いつもつがいではなく、一羽だけだといいます。
ですから、節子は約束を果たしているのかもしれません。
そういわれて思い出したのですが、そういえば、先日、2階の部屋の窓の外のベランダの手すりに止まっているジョウビダキを見かけました。
その時は声もかけずに見過ごしてしまっていました。
私は、鳥があまり好きではないのです。
だから節子が「鳥になって戻ってくる」といったときには、なんで鳥なのかと思ったのですが、そのことが節子には見透かされていたのかもしれません。
節子
これからは近くにきたジョウビタキには声をかけることにします。
2階のベランダにもまた立ち寄ってください。
もっともジョウビタキは冬にやってくる渡り鳥なのです。
どうして季節を越えて我孫子に暮らしている鳥を選ばなかったのでしょうか。
困ったものです。
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