■森さんの女性差別発言
森さんの女性差別発言が大きな話題になっています。
森さんの記者会見も見ましたが、笑い話にしか思えませんでした。
こんな話を話題にすること自体がばかげています、
理事会が解任すればいいだけの話です。
周りの人が辞任させればいいだけです。
そういうことさえできないことが問題なのです。
しかし娘からは、お父さんも同じようなものだと指摘されています。
自分の価値観が絶対だと思っていて、しかも上から目線だというのです。
表現力のなさというか、独りよがりなのも、森さんと同じだと手厳しい。
そんなことはないと自負しているのですが、連日言い合っていますが、いささか分が悪い。
まあ私もいささか反省しなければいけないと思うのですが、森さん発言に関しては世間の扱い方には違和感があります。
まず第1は「表現の問題」ではないと思います。日本では「謝罪会見」はいつも「表現謝罪会見」ですが、問題は表現などではないでしょう。いつもそう思います。
今回の表現に露呈されているような思考を持つ人物が、社会的に重要な役割を任されているということが問題ではないか。
そして第2にそういう状況を、これまで他の理事や関係者が黙認してきているということです。みんな森さんの生き方や考え方はわかっていたと思いますが、今までそれに任せていたのですから、私にはほかの理事もみんな森さんと同罪だと思います。にもかかわらずそういう人が今となって森さん批判をしている。しかも辞任を迫るのではなく表現を批判している。まったく腹立たしい。森さんの考えは、あなたたちが育ててきているのではないのかと言いたいです。これもよく見る風景ですが。
第3は、女性とか男性を主語にしてはいけないということが言われていますが、そうならば女性議員を増やそうなどという発想も捨てなければいけません。
私には森発言を批判している人たちもまた森さんと同じ世界の人だと思えてなりません。
まあこういうと娘から、お父さんも同じ昭和の世界の人だと言われるのです。
娘は、みんなおかしいと思っていても森さんにはだれも反対できないのだといいます。
つまり森さんは「裸の王様」になっている。
だとしたら森さんに同情します。
きっと森さんはみんなから利用されているのでしょう。
誰がいったい森さんを利用しているのでしょうか。
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