■湯島サロン「先端技術の応用と倫理」のご案内
遺伝子と詩吟を愛する理学博士の山森俊治さんの第3回サロンです。
いよいよ「倫理」の問題に入ります。
科学技術の進歩はますますそのスピードを加速し、しかもその先端技術が応用できつつある時代が到来してきていますが、それに伴う倫理的・法的・社会的問題(ELSI)についてはあまりにも議論が進んでいないことを山森さんは危惧されています。
いまこそ、AI(ニューロAIなど)やIoT、ビッグデータ、ロボット、ブロックチェーン、パーソナルゲノム解析など、各分野の専門家と一般の人たちが一緒になって社会全体で倫理的問題を含めて議論する必要がある。先端的な科学技術をめぐる社会的諸課題を解決しなければ真の豊かな生活は得られにくい、と山森さんは言います。
そういう山森さんのお考えとそれに基づく実践に共感しています。
湯島でも一時、NPO科学技術倫理フォーラムの杉本さんにお願いして技術倫理の集まりをやったことがありますが、できれば時々、この問題を取り上げたいです。
先端技術というと難しそうですが、山森さんから先端技術に関して気になっていることを話していただき、それをもとに生活者感覚で話し合うようなサロンができればと思います。
今回は主にロボティクスの進歩(開発)に焦点をあて、山森さんにお話しいただいた後、兵器(ロボット)システムやAI搭載医療ロボット開発などに伴う倫理的問題を話し合う予定です。
そこからトランスヒューマニズムの問題にもつながっていきますが、それに関してはまた改めて次の山森サロンでお願いする予定です。
いま話題のワクチンからもわかるように、科学技術は決して私たちの生活から遠い世界の話ではありません。そして、科学技術には必ず光と影の部分があります。
そうした意識や感度が高められればと思っています。
〇日時:2021年3月28日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「先端技術の応用と倫理」
〇話題提供者:山森俊治さん(遺伝子と詩吟を愛する理学博士)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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