■節子への挽歌4928:たまには食事を創ったらと言われました
節子
今日は午後サロンでしたが、小学校時代の同級生がサロンの始まる2時間も前にやってきました。
ちょうど午前中は別件で人に会っていましたが、ほぼ終わった時でしたが、なぜか私の昼食用にとサンドウィッチを買ってきてくれました。
お昼過ぎにやってくる人の中には、私用にサンドウィッチなどを持ってきてくれる人が少なくないのです。
私はもちろん遠慮など全くせずにごちそうになります。
彼女は私があまり食事などには気を使っていないと思い、心配してくれているのです。
ありがたいもので、小学校時代の同級生は、いつも私を心配してくれて、なかには野菜も持ってきてくれる人もいます。
みんな、私が自分では食事など全く作ろうとしないことも知っているのです。
ちゃんと食べているのか心配してくれているのでしょう。
事実、食べることには私はほとんど興味はありません。
今日は時間がたっぷりあったので、私の朝食の説明をしました。
私もそれなりに気を使っていて、朝食はバランスよく十分に食べていることを説明しました。
昼と夜は娘が作ってくれるとも説明しました。
そうしたら娘さんが大変なのでたまには自分で作ったらと言われました。
でも食事作りなんか簡単ではないかとつい言ってしまったのですが、逆に主婦にとっては食事作りがいかに大変かを説明されてしまいました。
そして娘さんに感謝の気持ちを言葉にしているかと言われました。
いつもおいしいと言わないとだめだとも。
そんなこと毎日言っていられるかと言ったら、食事作りがいかに大変なのかをまた繰り返されました。
そのうえ、せめて娘の誕生日くらいには食事作りをしたらとも言われました。
娘の誕生日など忘れてしまうと言ったら、また叱られました。
困ったものです。
彼女は先日、柿を加えて漬けた大根の漬物を持ってきてくれました。
それが実においしく、その後、お店で似たようなものを探しては食べてみましたが、いずれも全くおいしくない。
最近、娘が糠漬けを始めてくれているので、柿を一緒に入れて漬けるように頼もうと思いますが、もう柿のシーズンは終わってしまいました。
サロンの人が集まりだしてきたので、みんなに自分で食事作りをしているか訊いてみました。
まさか男性はしていないだろうとおもっていたら、とんでもない。私と同世代の男性は、朝食は自分の担当だというのです。トーストでしょうと言ったら、怒られました。きちんとした和食ご飯だそうです。
私もやはり昭和の男性だと言われそうでしたが、最後に来た男性が自分も作らないと言ってくれました。ただし、いざとなったら作るのだそうです。
さて私はどうするか。
いざとなっても作りたくありません。
餓死に向かうしかない。
やはりもう少し食に関心を持たなければいけません。
節子が心配してエプロンまで買ってくれていましたが、そのエプロンも先日捨ててしまいました。
月に一回蔵食事を創るかなと娘に言ったら、前にもそういったことが難赤いかあるが、一度も実行していないよね、と言われてしまいました。
私は有言実行、知行合一を誇っていますが、どうも食に関しては全くそうなっていないようです。
娘は、食だけじゃないでしょ、と厳しいですが。
自己認識と他者評価はどうも全く違うようです。
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