■節子への挽歌4964:合馬の筍と蔵田川柳
節子
福岡の蔵田さんから荷物が届きました。
毎年の、アサリかなと思って封を開けたら、合馬の筍でした。
手紙によれば、今年はまたアサリが減少していて、潮干狩りが禁止されたそうです。
蔵田さんは、寒い中を毎年、自ら出かけて行って、採集していたのですが、今年は残念ながら行くことができず、それでは「春の挨拶」ができないということで、代わりに合馬の筍を送ってくださったのです。
合馬の筍は、そうめったには食べられないので、うれしい限りです。
荷物には「精鋭作家川柳選集」が同封されていました。
蔵田さんらしく、何の添え書きもありませんでしたが、9年前から始めた川柳の腕をどんどん上げているのです。その選集にも自薦の30首が掲載されていました。
いずれも蔵田さんらしい、あったかいものばかりです。
少年のような輝きを、蔵田さんはいつまでも持ち続けているのです。
電話をしたら、今日も川柳の集まりで不在でした。
奥様と話したのですが、奥様は陶芸を楽しんでいて、庭には自作の動物たちが宅入るようです。
奥様はもう一つ、健康麻雀も楽しまれているようですが、ご夫婦で楽しんでいるのかなと思ったら、蔵田さんは付き合わないそうです。
高齢者のゆっくりした麻雀は付き合えないのだそうです。
これまたいかにも蔵田さんらしい。
最近、九州に行く機会がありません。
昨年は行きたかったのですが、コロナでいけませんでした。
蔵田さんにもしばらくお会いしていません。
節子がいたら、コロナも無視しても行ったかもしれませんが、一人だともう長旅をする元気が出ません。
九州には会いたい人が数名います。
今年は行けるでしょうか。
さて合馬の筍ですから、刺身がいいのですが、娘が料理してくれるかどうかが問題です。
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