■節子への挽歌4959:人はみんな記憶やさまざまなものの中に生きている
節子
昔、近くに住んでいたYさんの娘さんからユカにメールで写真が届いたそうです。
チューリップが今年も咲いたというお知らせです。
このチューリップは、節子に献花に来てくださったみなさんに一時期、お渡ししていたチューリップの球根だと思います。
ミニバラやチューリップをもらっていただいていた時期があり、その一部をわが家にも残していたはずなのですが、わが家のものはすべてもう枯れてしまったようですが、こういう形でどこかの残っていると思うと元気が出ます。
ネパールでもチューリップが咲いたというお知らせをTさんからも以前、写真を送ってもらったこともありますが、ネパールでも今年も咲いているかもしれません。
Yさんは節子と同世代だと思いますが、節子もいろいろとお世話になったはずです。花火に来てもらったこともあるかもしれません。
一昨年、久しぶりにYさんのお2人の娘さんたちが家族と一緒に花火を見に来てくださいましたが、Yさんはいらっしゃれませんでした。
でも大元気のようです。
最近思うのですが、人が現世にいるかどうかはさほど大きな問題ではないのかもしれません。人はみんな記憶やさまざまなものの中に、生きている。
そんな気がしてきています。
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