■私がワクチンを接種しないわけ
一週間ほど前に、コロナウイルスワクチン接種の接種券が届きました。
かなり分厚い手紙なので、いつもながら読んでもわからないのだろうなと思って読むのもやめました。行政からの手紙は、いつもほとんど理解不能もしくは読んでもあまり新しい話はないのです。
それに私は今の段階ではワクチンを接種するつもりはありません。
ワクチンは危険だから接種するなという話も出回っていますが、私が摂取しないのはそのためではありません。
接種しない理由は明確です。
仮に、今回のワクチンがリスクのほうが大きいとしたら、当然、接種しません。
しかしリスクよりも発症予防や重症化予防などの効果のほうが大きいとしたら、いまなおワクチンは不足しているようですから、私のような高齢者ではなく福祉関係者などをまずは優先させるべきだと思っています。
医療関係者は高齢者よりも優先されているようですが、まだまだワクチン不足で接種者は少ないようですから、そちらにワクチンを回してもらったほうがいいと思っていますし、福祉関係者が高齢者の次というのは全く理解できません。
高齢者は幸いに他者への感染力が弱いとも言われていますので、接種は最後でいいだろうというのが私の意見です。
それにしても、我先にワクチンを接種したいと電話予約が殺到して、なかなか電話がかからないというような報道に接すると、なんだか悲しくなります。
日本人の「譲り合いの精神」は、もう失われたのでしょうか。
コロナウイルスが私たちの本性を顕わにしたのか、あるいは私たちの本性を変えてしまったの。
いずれにさびしい時代になってしまいました。
だからこそ、私としては改めて生き方を問い直したいと思っています。
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