■節子への挽歌4989:にこが日記を書き出したそうです
節子
昨日、帰宅したら机の上に先日、自治会役員会で各組長に配って書いてもらった用紙に、にこが書いたのが置いてありました。
配布したものの余りが机の上にあったのを見つけた孫が、娘に説明を記って、書いたのだそうです。
電話番号やアドレスにも記入がありましたが、それはぼかして写真をアップしました。
いま抱えている現在の問題は「けんか」だそうです。
役員総会でも2つの「意見の相違」が問題提起されていましたが、平たくいえば「けんか」です。
自治会としての特別事業もみなさんに訊いているのですが、孫はそこには「みんなとあそぶ」とありました。
自治会の特別事業の狙いは、隣人とのつながりを育てることですが、その最良の道は一緒に遊ぶことでしょう。
なるほど、子どもは物事を正しく見ているものです。
ちなみに「みんなとあそぶ」を「おんなとあそぶ」と読んでしまいました。
困ったものです。
孫はまだあまり字がうまく書けないのです。
住所の「く」も左右逆転しています。
文字のない時期が長いほど、心は豊かに育つのではないかと思う反面、文字を覚えると世界が飛躍的に広がるとも思います。迷うところです。
しかし、親ではなく祖父なので、子育ての方針には一切関わっていません。それに私が親の時の子どもへの接し方は今から考えれば、あまりよくありませんでした。ほとんどの人と同じように私はよい父親ではありませんでした。
節子も、私と同じで、母親としてはあまりいい母親ではなかった気がします。
それはそれとして、にこは昨日から急に日記を書き出したのだそうです。
どういうことでしょうか。
後で聞いてみようと思いますが、教えてはくれないでしょう。
節子は日記好きでした。
節子の子ども時代の日記も私は読ませてもらいましたが、闘病中も節子は日記を書いていました。
最後はさすがに書けませんでしたが。
にこが突然日記を書き出したのは、節子の血が流れているからかもしれません。
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