■節子への挽歌4972:お隣さんたちを訪問してまわりました
節子
自治会の町会費集めで近隣を回ってきました。
普段はなかなか話す機会がないのですが、今日はほぼ全部のお宅がご在宅でしたので、ほんの少しだけでしたが、お話ができました。
節子もよく知っているMさんのお嬢さんは海外留学から戻ったそうですし、逆に自立して息子さんが家を出ていった人もいます。
少しずつですが、変化が起きているのです。
かなり前に会長をやらせてもらったときは、わが家で数回集まりを持ちました。
その時はすでに節子は再発で体調が悪く、集まりには参加しませんでした。
節子が元気だったら、あの時からこの自治会の様子も多分変わったと思います。
私一人でも定期的な気楽な集まりを想定はしましたが、継続はできませんでした。
そんなこともあったので、みんな私のことも知っていてくださいます。
それに私はたぶん一番年上なので、大切にもしてくれるのです。
近くに住んでいてもなかなかわからないこともあります。
節子が病気だった時もあまり状況をお伝えしなかったので、節子の葬儀で初めて知った人も多かったのです。
それでも家から出棺するときにはみんなが出てきてくれて、送ってくれました。
何となく覚えていますが、ちょうどその時に一瞬ですが小雨が降ったのです。
そんな記憶があります。
近くに住んでいても、わからないことも多いのです。
とりわけ男性たちはなかなかわかりません。
自治会の役員を引き受けたのは、とてもよかったと思えてきました。
みんなとてもいい人ばかりなのです。
これは私の班に限ったわけではありません。
今日もまた役員会には出られないという人がわざわざ名簿を届けに来てくれました。
お忙しいのにありがたいことです。
こんなにいい人ばかりが作っている社会なのに、なぜおかしな事件が起こるのか。
いつも本当に不思議な気がしています。
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